この巻では2巻で展開された水道局麻薬事件と908部隊の兵士の話のクライマックスと結末が主となっています。
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<br />麻薬取引の裏にある『結社』が登場し、1課の制圧部隊クライモア・ワンが突入する。
<br />そこへ駆けつけたアリス、オーランド、マーチスの3人がとった行動とは―
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<br />ハンクス大尉のセリフが重いです。銃声が鳴り止む日は一体いつになったら訪れるのか。
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<br />一方、2巻で目立たなかったアリスが鬱憤を晴らすかのような暴れっぷり。
<br />双剣振り回してちぎっては投げちぎっては投げ。以外にも武芸達者なところが見られて満足。
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<br />事件後はオレルド、オーランドの苦悩と対話、そしてアリスの舞踏祭へとストーリーが移行します。
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<br />因みに、アリスの姉2人が初登場です。
ストーリーも深く考えさせられる反面、面白さやスピード感も忘れていない。
<br />実は絵柄はあまり好みじゃないんですが、それを忘れさせるほど名作だと思います。久々に自分にヒットした漫画。
<br />毎巻、心にハッとくる一言が必ずあって、本を閉じた後もしばらくこの世界に浸る感じです。
<br />ただもうちょっと新刊出る速度が上がればなぁ…と……。
無言で時間も忘れて読みました。友達が読んだ時も無言で三巻まで読んでました。読む者を惹きつける、そんな漫画。<br>作中の台詞もいいのが多くやたら大きいコマを使わずさらっと言ってしまうのがとかく格好いい。展開が気になる所で終わってるので次巻がかなり待ち遠しい。買って後悔せず逆に良かったと思えたのは久しぶりです。