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のだめカンタービレ (13) ( 二ノ宮 知子 )

 最初からのだめと千秋のキャラクター設定が、映画にもなった『ブリジット・ジョーンズの日記』のブリジットとマーク・ダーシーに似てる、と思ってました。それがこの13巻で決定的に!(?)…部屋に入りきれないほどの大きなクリスマスツリーが、『BJの日記〜きれそうな私の12ヶ月』にも出てくるんです!興味のある方は、文庫本で読んでみてください(このシーン、映画ではカットされてましたから…)。とても偶然とは思えないはずです! <br /> はちゃめちゃな性格のBJ、プライドの高さは随一のマーク、喧嘩しながらも最後はラブラブのハッピーエンド!のだめと千秋もハッピーエンドを期待してます!

手に入れたと思った途端に指の間から落ちていく。 <br />この事実が二人(のだめと千秋)をいらだたせる。 <br />この事実が二人の焦燥感をあおる。 <br />そして初めての本格的なケンカ。 <br />これまでは千秋からの攻撃が多かったけれど、今回はのだめの反撃(マウントポジション)・・・というよりのだめの勝ち。 <br />方法としてはベストではないかもしれないが、こういう具合のガス抜きは結果的に良いのかもしれない。 <br /> <br />そのおかげで・・・というわけでもないかもしれないけれど、二人の前に新しい道がそれぞれ開けることになった(マルレとトリオ)。 <br />人生はあきらめずにがんばり続けなさいという教訓なのかなと勝手に一人合点してみたりして。

<br />堅苦しいクラシック音楽の世界を、決して貶めることなく <br />笑えるマンガに仕上げた手腕は、高く評価されるべきだろう <br />『のだめカンタービレ』、闘争の第十三巻である。 <br /> <br />本巻は前巻からストーリーに再登場したオーボエの黒木君と <br />のだめの素敵なノエルの夜から始まる。 <br />しかし本巻の目玉は、欧州到着以来すれ違いがちだった <br />千秋とのだめの大喧嘩。度々映画の舞台ともなってきた <br />ポンヌフ橋で、犬も食わぬ喧嘩のシーンを描くなど <br />少女マンガならずとも前代未聞である。 <br />当然喧嘩のあとには、和解が待っているのであるが。 <br /> <br />そして後半、若き千秋真一にも常任指揮者の依頼が舞い込んでくる。 <br />ルー・マルレ・オーケストラ。師匠シュトレーゼマンも <br />指揮をしたことのある由緒あるオーケストラだったが、 <br />順風満帆の集団であるはずが無かった・・・。

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