1巻は緑で、大豆インク使用などと作風をあらわしたものでしたが
<br />2巻はすっきり白色。うーん、なんでかなあと思いました。
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<br />が、随所に遊び心満載。本編以外にも、ブックカバーをはずしてみ
<br />ると、そこにもマンガが!最後の予告編も、現在連載中のものとは
<br />まったく違う徹底ぶり。
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<br />もう、至る所で笑わせてもらいました。
菌がキャラクターになって見えるといった設定は一見新しく見えて実はわりとあったのですが
<br />これらを魅力的に描けている人はそうはいないと思います。
<br />農大というものにまったく縁のなかった私ですが、読んでみたらそれぞれに目的もあり
<br />日々の暮らしの中での農業に対する姿勢も見え。それらが専門的すぎずうまく
<br />面白く見せれていると思います。
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<br />じんわりといい
<br />まさにそんな感じ。
<br />この日常のだら〜っとした雰囲気はまさにイブニング、アフタヌーンって感じの
<br />色が出てますね。雑誌のカラーにもとても合っています。
学生生活という誰しもが通って行く過程の中で、”楽しさ”だけを抽出した
<br />物語です。普段の生活はもちろん、勉強までも理科の実験のごとく”楽しく”
<br />学べる夢のような学生生活......
<br />そんな中に、美人と変人をいれて発酵させた独特の味の漫画です。
<br />物語の主体も食べ物に関する話題なので、誰でも共感できる所があると思い
<br />ます。ぜひ、一度読んで見てください。
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