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| ヘルプマン! (5)
(
くさか 里樹
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日々老人ホームで働いている人間としては百太郎や仁の姿はまぶしく、頼もしく、痛い(痛々しい、ではなく)ものです。<br />我々も日々の業務(正直、介護ではありません。)を分刻みのスケジュールの中でこなしながら、「もっと違うやり方はないのか」「これは正直違うんじゃないか」等常に感じています。<br />だとしても、我々もまた[サラリーマン]、施設や上司に刃向かう訳にもいかず、意見を述べても[効率や報酬]で計算されてしまいます。<br /><br />だからこそ、この漫画を介護に関心の無い人達に読んでもらい、[介護]という業界の注目、地位向上に役立ててもらいたいと思います。<br /><br />出来れば現場の人間の地位と給与の向上も…。 ネタがネタだけにこういうマンガはなかなか
<br />「マンガ」としての正当な評価を得にくいかもしれませんが、
<br />「ヘルプマン!」を介護問題の副読本のように扱うのはあまりに勿体ない。
<br />フツーのマンガファンにもっと読まれるべきだと思います。
<br />面白い!
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