コミックスでしか「のだめ」を読んでいなかったので、結構新鮮なネタがあり楽しめた。
<br />使い回しが多そうだったので、もっとディープなのだめファンにとっては物足りない内容かな?と思ったので星4つ。
<br />キャラクター設定も、今まで漠然と「こんな人物」と捉えていたのがきちんと文章になって紹介されるとまた違う印象で今までの物語も読める。やはりここまで細かい設定があってこそ、魅力的な物語を作ってゆけるのだなと改めて思った。
<br />個人的にラフ画が好きなので、ラフのページが気に入っている。
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<br />のだめワンピース図鑑も「なるほど。それであの時はコレを着ていたのか!」などヨーコの調子にも左右されていたなんてと、合わせてコミックスを読み返しても楽しめる。「ぷりごろ太」設定集も同じく。
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<br />ファンならば持っていたい一冊だろう。
意外に数が多い登場人物の紹介に加え、
<br />パリの街やクラシック音楽の説明もついた解説本である。
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<br />キャラクター解説部分には賛否両論あるだろうが
<br />パリの街やクラシック音楽に詳しくない身としては
<br />それらの説明は入門篇として大変興味深い。
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<br />のだめワンピース図鑑や「プリごろ太」設定集が
<br />どこまで必要なのかは疑問だが、それもご愛嬌。
<br />値段の割には手が込んでいるところはマル。
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キャラクター紹介のページは、正直それほど面白くはなかったです。本編を丁寧に読み込んでいる方にはそれ程目新しいものは無いです。<br /><br />しかしクラッシックに無知な私にとってクラッシック音楽史・オケ編成・楽器・曲解説をシンプルにまとめたページは、本編への理解を高めてくれる良い情報源になりました。<br />また、パリに行った事もないので、のだめin Parisのページもやや参考になりました。<br /> のだめの登場人物への思い入れが相当高い方、もしくはクラッシックにかなり疎いけどのだめは楽しんで読んでいる方なら、思い入れ度(か無知度)に応じてそれなりに楽しめるのではないでしょうか。