私は昔から変な声だとよく言われる。
<br />美しい声になりたかった。
<br />そしてこの本を開いた。
<br />
<br />今までもこの類の本は読んだが、どれも簡単な方法ではなかった。
<br />割り箸を口に挟み、ティッシュを口に詰めてなどして
<br />トレーニングをするという本もあったが、そんなことはしたくないし、
<br />第一効果があるかもあやしいところなのに、毎日続けられるわけがない。
<br />
<br />それに比べてこの本は「ただまねして歌う」と簡単である。
<br />そして日に日に歌がうまくなっていくのを実感できる。
<br />毎日ではないのですが、一ヶ月以上続けています。
<br />今のところ大きな声の変化は見られないのですが、
<br />大きな声で歌うことはストレス解消になりますし、
<br />すくなくともやる価値はあります。
<br />
<br />声に関する誤解は画期的でした。
<br />「大きな口をあければ大きな声が出る」というのが
<br />うそだということ。
<br />私は小学生の頃から音楽の時間に
<br />「君、声が小さいよ。もっと大きく口を開けなさい。
<br />指三本を縦にして口に入るくらいに大きく!」
<br />と先生に言われ、みんなの前で一人それをやらされて、結局できず、
<br />とてもつらい目にあったものです。
<br />中学でも同様でした。音楽の授業は恐怖でした。
<br />幸い私はピアノが弾けるので合唱際では伴奏を担当しました。
<br />
<br />高校では音楽の授業はなくなりましたが、それでもやはり
<br />私の声が変であることには変わりなく、皆から声真似されて
<br />からかわれていました。
<br />
<br />この声のせいで私はどれほどな目にあっていることでしょう!
<br />
<br />私のこうした経験上、人生において声は重要です。
<br />この本はまさに私の救いといっていいでしょう。
CD付きで、発声練習にはもってこいです。
<br />私は、このCDで軽く喉を暖めてから、歌の練習をしています。
<br />本自体も読みやすく、わかりやすく書かれております。
<br />私的には、「高い音を裏声ではなく、表声のような音声で出したい」が非常に勉強になります。
<br />歌う事が苦手な方、今以上に歌う力を身につけたい方、美しい声でしゃべりたい方など、多くの人にオススメできる一冊だと思います。
始めてまだ1ヵ月なので、上達したかはわかりませんが、裏声、表声の切り替えは何となくわかりました!ほとんどが、裏声と表声のトレーニングなので、何か物足りなく感じます!一日1回聞いてトレーニングした後に、自分の好きな歌を歌ってみると、確かに歌いやすくなった気もします!