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| 水滸伝〈1〉曙光の章
(
北方 謙三
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いままで、水滸伝は大好きで、日本人作家の作品を読んできました。
<br />「三国志」に比べると、読む人は少ないと思うけど、
<br />非常に味があります。
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<br />この北方版のよいところは、
<br />著者がはこれまで培ってきたハードボイルドの作風が生きていること。
<br />人物像が、しっかりしていて、安心させられます。
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<br />ほかにも好きな登場人物はいるのですが、
<br />林冲、魯智深、武松、史進。特にこの4人の描き方が楽しみです。
<br />出だしは、とてもいい感じ。
<br />次を読むのが楽しみです。 待望の文庫化ということで手に取りました。
<br />とても読みやすく、中国文学になじまない読み手にもやさしい。
<br />小説すばるで連載中の「楊令伝」と同時進行で読んでいくと一層楽しめるのではないかと思います。
<br />続刊が楽しみです。
<br /> 初めて北方サンの本を読みました!!<br />読みやすく物語に入りやすくておもしろかったです!王進に師事をする2人のこれからがすごい楽しみです!!
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