日本を代表する大俳優、高倉 健さん、
<br />この方の魅力は男女問わず幅広いファン層である。
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<br />この度の写真集??はマニアックな為に
<br />私のような健さんファンにはある意味
<br />とてもとても好ましいものであった。
<br />エッセイ&フォトが写真集仕立てになっていて
<br />豪華感はあった。
<br />ただ内容を掘り下げたものもしくは写真集ならそれのみを
<br />求めていらっしゃる方にはあちゃーーと思うかもしれない。
<br />だが、健さんの幼少期のフォトと
<br />それに記された文章を見ながらしみじみとさせていただいた。
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<br />とにかく好き好き大好きな健さん
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<br />同性の私も惚れ惚れしてしまった・・・♪
正直言って、写真集としてもエッセイとしても中途半端な感じがしました。
<br />秘蔵プライベート写真。期待に反して、矢張り私生活を感じるものはありません。家族や幼少時代の写真は貴重かも知れませんが、私にはあまり興味が無かった。僅かでも普段暮らしている街や、住居、友人等の雰囲気の感じられる写真を見たかった。
<br />反面、私生活が観えない事がスターであり、カリスマである健さんの魅力でもあり・・。矛盾してますが素直な気持ちです。
<br />エッセイも他の著書やインタビュー等で既に語られている様な内容が多く、新鮮味は薄い。と感じました。
<br />主演以外の全ての出演作品が紹介されているのは貴重なのではないでしょうか。私自身はほとんど70年代以降の作品しか知りませんから、データベースとしてはかなり価値を感じます。「刑事物語」の様なほんの1シーンしか出演していない作品も掲載されていました。「大人の事情」でしょうが、作品の紹介は必要最低限です。
<br />失礼を承知で言いますが、健さんも70を過ぎて、今後新たに作成される映画や書籍も僅かではないでしょうか。所謂記念碑的な写真集として私はとらえました。
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<br />私事で蛇足となりますが、実父の次に尊敬する人は高倉健とチャップリンです。
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