やっと出ました20巻です!この巻で第一部が終了します。現在ヤングジャンプでは大阪編をやっており、まだまだ謎な展開が待ち受けてそうです。
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<br />この巻で死亡する主人公、近づくカタストロフィ、などなどこの先が全く読めないのは変わっていません。たぶん作者はまだまだ描きたいことがあって、描ききっていないんだと思います。どう見てもネタ切れ的な雰囲気はしません!
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<br />だからこの展開も黙って見てるしかない!ただただ傍観者になることしかできない、そんな漫画です。この作者は良い意味でしか読者を裏切らない作者だと思ってます。
この巻でGANTZは大きな変化を遂げます。
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<br />楽しみを無くすようなネタバレは書きませんが、様々な意味でショッキングです。
<br />前回の19巻では戦闘シーンは少なめでしたが今回は前回に比べれば多めです。
<br />19巻で復活した西君の戦闘シーンも少しだけですがありますよ。
<br />ガンツメンバーの絆といったものや各メンバーの微妙な心情の変化なども垣間見ることが出来ます。
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<br />本巻のラストは意見が分かれると思います。
<br />ある意味様々な矛盾や疑問が浮かぶことになりますからね。
<br />展開が変わって面白いと思う方、どうしてくれるんだという方 etc...
<br />色々な意見が出ると思うのでここは是非自分で確認して見てください。私は面白いと思いました。
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<br />ただ、細かいところに突っ込むのは申し訳無いのですが
<br />足の組み方が前コマと急に変わっていたり、位置関係などの描写が多少雑だったのは残念でした。
GANTZを残酷だとかグロイという理由で読まない人は、先入観を棄てて一度読んでみて下さい。高いエンターテイメント性と、社会的メッセージ性の詰まったオススメ漫画です。
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<br />20巻はセリフが特に印象に残りますね。
<br />和泉の「日本人の優秀さを トップであることを見せたい」
<br />西の「あんた1人でやれよ俺 関係ねーし」
<br />坂田の「あいつは死んで当然なんだよ」
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<br />和泉が口にする意味深な言葉、カタストロフィ。西も知っているような口ぶりですね。そしてそれが起こるまでに時間が無く、既に日本は手遅れとも(汗)クライマックスが近いのでしょうか?安易に終わって欲しくないですし、まだまだ終わらせてはダメだと思います。もっともっと読者に、作者の思いをぶつけたGANTZワールドを見せて欲しいです。
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<br />気になるのは21巻の表紙の色。10巻までが赤、20巻までが青、21巻からは何色?
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