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Dr.コトー診療所 (20) ( 山田 貴敏 )

久々にマンガを読んで泣いた。 <br /> <br />もう40歳になろうとしているオレだが。 <br /> <br />詳しい事はネタバレになるので控えるが <br />過去のトラウマで精神を病んでいた医師・鳴海が <br />ようやく過去を吹っ切れた瞬間の画作りが <br />素晴し過ぎる。 <br /> <br />前ページをめくって最初に目に入るコマだ。 <br />単行本164ページ。 <br />迷いから解き放たれた鳴海は <br />天からの光を受けているかのように <br />頭上が白く描かれている。 <br />しかも、タチキリになっていて頭上をさえぎる物は何も無い。 <br />あるのは、本の上端から拡がる無限の空間だ。 <br />鳴海にとってのこれからの人生が光に包まれているかのようだ。 <br /> <br />この1コマ。 <br /> <br />この画作りが効いてるからこそ、次のコマの <br />『三上先生・・・三上先生が戻って来た・・・』 <br />というセリフが、心に染みた。 <br />オレはこみ上げる涙を止められなかった。 <br /> <br />書店に併設の喫茶店で購入して、即読したのが <br />うかつだった。 <br />喫茶店でマンガを読んで1人で泣いてる男。 <br /> <br />傍から見れば・・・かなり「変」! <br /> <br />この巻は、いつものブラックジャック的な <br />天才外科医的な手術シーンが <br />ほとんど無いので現実感がより増して <br />気持ちが入り込み過ぎていたのかもしれない。 <br /> <br />鳴海 編は、これにて一応完結。 <br />最後に感動を貰った。ありがとう。山田貴敏先生。 <br /> <br />マシューの頃から好きですよ。 <br />

20巻は古志木島に新しい看護婦さんがやってきました。 <br />彼女は彼女なりに頑張って、徐徐に島に溶け込み始めます。 <br />それはそれでいいんだけど、私的には星野さんがまったく <br />出てこないなんてかなり淋しいぃぃぃぃ。 <br />新しい道を進んでいるはずの星野さんがやっぱり気になります!! <br /> <br />そしてこの巻のもう一つのお話は江葉都&鳴海先生のお話です。 <br />今まで語られなかった鳴海先生の本当の過去も分かります。 <br />気になる方は是非呼んでみてくださいね。

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