私はこの作品、タイトルを見た時点では購入は考えてなかったんですが、
<br />とりあえず1・2巻を読んでみました。
<br /> すると、意外とほのぼのした貧乏漫画で面白く、続く3巻、そして4巻も
<br />続けて買って読んでしまいました。
<br />
<br /> 内容は、両親がいない姉妹がお互いを気遣い、貧乏ながら日々を楽しむ工
<br />夫をしながら生きてゆくハートフルなお話。
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<br /> しかし、一話ごとのページ数が少なく、よって、毎回違うエピソードを
<br />用意しなければいけないのが祟ったのか、内容が毎回似通ってきて、失速感は
<br />どうしても否めないのが現状。
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<br /> 父親の失踪の謎を追いかけるシリアスな話を最後の方に出してきましたが、
<br />連載終了間際の苦しいフラグ回収程度で、実際、全てが納得のいく説明のない
<br />まま、うやむやの内に終わってしまいます。
<br />
<br /> 作者的に、父親の話を描きたかったのでしょうが、ほのぼの感で売ってきた
<br />だけに、入れなくても良かったのでは……と思ってしまいます。
<br />
<br /> ちょっともったいないかも。
読み切りで始まった連載も大好評のうちに最終巻。中倉井奈子、村田ユキといった新萌キャラの登場かと思いきや、父の蒸発の謎(帳尻合わせっぽくもないが)が明かされて最終回となる。
<br />「ちょこパフェ」といい、この作者の連載は良質ではあるがゆえに長期連載がない。次回作に期待である。
関東ローカルでアニメ化された作品です。この巻で最終となります。いつものように貧乏ながら健気に生きる山田姉妹。今回は運動会に参加させられたり、チョコレート工場の内職、家庭教師の子供からお姉さまになって欲しいと言われます。題名とは裏腹にほのぼのした内容です。簡単に言えば、姉妹がイチャイチャしているだけなんですけど。最後は、叔母さんからある事実が告げられます。その先は読んでからのお楽しみです。非常に面白いコミックでした。