まだまだ、謎は謎のまま...ではあるが、ケンヂの歌を流し続ける謎のDJが、誰かが解明されたり、徐々に謎が解明されてきています。
<br />そして、「しんよげんしょ」に書かれているクライマックス!?に、物語が展開していく...。
<br />ともだちは、誰かは、以前、謎のまま...続きが楽しみです!
<br />この作品、「ともだち暦」が始まるまでは大変おもしろかったと思います。
<br />みなさんも、従来の漫画にはなかった、この過去と現在にわたる緻密に練られたストーリーにわくわくさせられながら何度も読み返したのではないでしょうか。
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<br />ただ、最近では話に無理があるようにも思えてきます。
<br />それは、ロボットや円盤の存在のことではなく(漫画なのでこれらの存在を問うても仕方ありません)、ストーリーが行き当たりばったりになってきたのではないか、ということです。
<br />特に最近の唐突な展開のストーリーは、結末に向けて伏線を張っているとは思えません。
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<br />まさに、緻密に練られたストーリーこそがこの作品の魅力と感じて購入してきたファンにとっては、作者に対する疑念を抱かずにはいられないのでしょうか。
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<br />しかし、これはあくまで読者をあっと言わせるための作者の作戦だと信じています。
<br />なんと言ったって、浦沢氏は手塚治虫先生の作品を使用することを認められた現代の偉大な漫画家です。
<br />まさか、これだけの販売冊数をたたき出し、みんなの期待を集めておきながら、中途半端な結末で終わらせようなんて思っているはずがありません。
<br />必ずや、みんなが「してやられた!」と思わず口にだしてしまうようなラストシーンを用意してくれているはずです。
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<br />これからも「五つ星」の期待を込めて当作品の結末を見届けましょう!!
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浦沢氏については「MONSTER」からファンになった新参です。
<br />この作品はフラッシュバックが多く、記憶力のあまり良くない僕には、ストーリが時々どっかで切れてしまうものの、
<br />”とにかく次が早く知りたい”と思わせてくれる作りが見事であることはもちろん、何よりこの作品は”(読んで)浸っていることが心地よい”です。
<br />全体感レビューになりますが、次巻がなかなか出ないこともあって書きたくなりました。
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<br />同世代の妻は、当初「絵がすきじゃない」と興味を示しませんでしたが、僕の知らない間に読み始め、今ではすっかり愛読者です。
<br />そのきっかけは「大阪万博」、僕らが小6の夏。
<br />これに行ったか行けなかったか、当時子供にとっては”世の中で一番大きな問題”でした。
<br />これにまつわる登場人物達のそれぞれの思いは、僕らには本当によく分かります。
<br />それが何かの動機となったしても、不思議とは思わないくらいに・・・。
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<br />僕は結末を知りませんが、最後まで行ったらまた初めから”浸りたい”と思います。