いいですねー、岳。最近、増刊号と本誌でどんどん発表されるので
<br />単行本の発行が早くなりそうでうれしい。2巻もいよいよ発売ですし。
<br />僕は山に登りますが、自分が危険な目にあいそうになったり、一人で
<br />飯豊山に行って道に迷いそうになったり、同行した人がなんでもない
<br />道で滑落したなどの経験があります。事故が発生するときは、ほんとさ
<br />さいなことが原因で起こるのですよね。この漫画は、その、事故が起こ
<br />る瞬間の、「ドラマ性のなさ」が非常にリアルです。最新作も、音もな
<br />く消えていたし。実際に山に登っている人から見ると、いとも簡単に遭
<br />難場所にたどりつくのは信じられませんが、あこがれでもあります。
「世界の名峰をいくつも登り日本に帰ってきた島崎三歩。
<br />彼の日本アルプスでの山岳救助ボランティアとしての生き様を描く物語。」
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<br />山での悲惨な事故の数々をストレートに伝え、山の危険性をきちんと描いていますが、その分だけ山の素晴らしさや魅力も主人公の大きな人間性を通して描いている傑作です。
<br />強い意志をもった救助や壮大な山々の描写は秀逸です。ただそれ以上に、心に響き、感動をおぼえる三歩の言葉一つ一つがこの物語の大きな魅力ではないでしょうか。
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<br />また、山とは縁がなかったが、山岳救助をやることになった女性警官がなかなか興味深い登場人物で、「人はなぜ危険な思いをしてまで山に登るのか??」という読者の疑問を彼女が代弁してくれているように思えました。
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<br />作者の山に対する深い愛情がひしひしと伝わってくる作品で、山に興味のある方はぜひ読んでみると良いと思います。ですが、現実の社会を生きていくヒントも隠されているように思いますので、山に興味がない方も読んでみることをぜひおススメします。
早く、2巻が読みたいんですが?いつ出ますか?出ないのでしょうか?
<br />分かるなら教えて頂けますか。宜しく、お願いします。
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<br />私が、この本を読んで、まず思った事は、人間てなんてチッポケなんだろう。自然は、大きい!!優しさを教えてくれる場所で厳しさも教えてくれる場所。三歩は、それを知っている。素晴しい人だと思いました。
<br />2巻が、楽しみです。
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