立ち読みした時、特に挿絵が可愛かったので興味深く見ていました
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<br />内容ですが話し好きな方のようで路線の人との会話、情報などが興味深いです。
<br />全般的に(若い?)女性が執筆すると新鮮みがあります。書籍全部独立書きは珍しいのでは?
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<br />また、写真撮影法等(手軽に)参考になりました
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<br />ただ・・・。
<br />「おんなひとりの鉄道旅」を男性が車内で見ていると
<br />じろ〜っと向かいの席のおばさんが見ていました。
<br />どう考えても変な本じゃないのですが・・・(汗)
<br />カバーを付けないと見にくいかもしれません。
<br />書いてある女性の一人旅の苦労話とは正反対の事態が・・・(汗)
ビーパルで連載してるのをいっぺんに読めたらいいなと思ってて、本が出たときから読みたいと思ってた本。主に地方のローカル線を乗って紹介してる形。地域住民とのやり取りなどの写真のほのぼのとした雰囲気がものすごくいい。写真って全部本人が撮ったものなの?ってぐらいいい写真がたくさん載ってます。<p> 残念なところが1つ。写真がすべてカラーじゃなかったりする所。写真はものすごくいいのになぁ。もったいない、それだけにほんと残念。自分もカメラを持って近くの路線乗ってみたい気持。<p> しかし、掲載されてるいくつかの路線は「取材後廃線が決まりました」等とかあり、ローカル線の切実な背景を示しているようで、切なかった。こればっかりは仕方ないのかなと・・・。個人的に鈍行列車とかが好きなのでほんとチャンスがあったら各地各路線乗ってみたいというのが感想でした。いい写真ばかりでパラパラとめくってみるだけでもいい感じ。
鉄道紀行文は多く読みましたが、ローカル線の記事など地元の人との交流のことが数多く書かれており、その点では画期的なものに見えました。また写真家ということもあって、さまざまな画像に心が惹かれました。旅というのは名所を見るだけではなく、その道中での出来事というのも大事なもののように思えますので、路線ごとの面白さを再発見させてくれるもののように感じました。