日本経済編から世界経済編へと読み進めてきました。
<br />経済っておもしろいなーと単純に思わせてくれるところがこの本のすごいところだと思います。
<br />数時間のうちに、いつのまにか勉強ができちゃいます。
<br />勉強するのが楽しくなること請け合いです!
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日本と世界がつながっているんだ!ということに気づくことができる。主に通貨の問題を軸にして書かれている。例えば経済的にうまくいっていない国が国債を発行してお金を集めようとする。経済的にうまくいっていないわけだから、リスクがある。アメリカと同じような信用はない。したがって国債の金利を高く設定する。そうすると世界中から国債を買うためにお金が集まる。集まったお金で経済を立て直せればいい。しかし、国債を買うために集まったお金は他の通貨から両替されてくる。例えばドルを売ってロシアのルーブルを買うことになる。すると、ドルの価値が相対的に下がりルーブルの価値が上がる。
<br />アジア危機とロシア危機、ポンド危機、ヘッジファンドの問題を中心に世界の経済の流れをざっとつかめる本。面白い!
この「世界経済編」を読む前にぜひ、「日本経済編」を読んで欲しい。
<br />その方が話のテンポがよくて読みやすくなると思います。
<br />むずかしい用語も「日本経済編」でわかります。
<br />それにしても、日本経済編も関心しましたが、
<br />「世界経済編」を読んでいると、日本経済と世界経済との関係がよくわかると思います。
<br />私は途中でドキドキするぐらい興奮して読んでしまいました。
<br />3時間もあれば読めますよ。活字の苦手な人でも安心です。
<br />すごくオススメします。