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| ドイツものしり紀行
(
紅山 雪夫
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ドイツの城と街道のお話。作者はヨーロッパものしり紀行の紅山氏。ヨーロッパと言う括りで書いていたのに、ドイツだけ?同氏はそれだけ、ドイツが好きで、薀蓄も多いのでしょう。本当に文庫本にぎっしりと街とお話が詰まっています。ヨーロッパの中でもドイツは、日本人には馴染みがあるのに、印象が薄いのは何故でしょうか?この本を読むと、見落としていた物が探せます。 紅山大ファンの私ですが、今回のドイツも素晴らしかった。<br>あの退屈な中途半端な都会、フランクフルトですら、紅山氏の解説を読むと興味深い歴史と文化の古都であることを認識させられました。<p>ガイドブックの解説はあまりにもうわべだけ。<br>ドイツに旅する際はぜひこれを読んでから出かけて欲しい。<br>旅行の感想が必ず違うものになるはずです。 この本を読みながら、2005年8月、ライン川、モーゼル川沿岸の町々を<br>訪ねました。史的知識、教会などの建築学的な解説がとてもくわしく、<br>お陰で、とてもいい旅になりました。
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