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| 蒼き狼
(
井上 靖
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様々な人間の生き様死に様が簡潔且つ美しい文章で綴られた名作です。テムジンを中心に、妻、息子、配下の名将達、皆それぞれ峻厳なる自らの道をこの作品の中で歩んで行きます。自分らしく生きる事の大切さを教えてくれた作品でした。 中学の時読んだので詳細は覚えてないけど(すみません)すごく面白くて夢中で読みました。チョイ難し目の漢字が多く、登場人物も多いし、舞台はモンゴルだしとっつきにくいけど、テムジンの幼少から帝国を築くまでが凄い迫力で、ぐいぐい引き込まれるのですぐ慣れます。難解な歴史物ではなく、前半は冒険活劇風?な勢い溢れる場面が続いて興奮します。 チンギスカーンの一生を描いたモノ<p>私のつたない世界史のイメージでは<br>フビライハーンと一緒になってしまって<br>しかも<p>両方とも無敵を誇ったような気がしていて<br>それに<br>その配下の武将達のことや<p>遊牧民の風習<p>モンゴルの伝説<p>考え方<p>など<br>おもしろかったです<p>後、一昔前の小説はみんないい加減なことも多いので<br>十分気をつけようと思った<br>一冊でした。
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