私は歓喜しました。
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<br /> 幸せの定義の根底を覆させられました。
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<br /> 金持ちで、容姿端麗、愛情豊かな両親の元で生まれるのが、必ずしも幸せではないということ。
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<br /> 病気で生まれてくる赤ちゃんが、実はあえて生まれる前にそれを選んでいるということが、こちらの本に書かれています。
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<br /> 病気=不幸では無いという事。私には刺激的な話でした。
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<br /> 命は命。上も下も無い。個人的解釈ですが、家庭とは何か、愛とは何か、そして本当の幸せとはどういうモノなのかを深く考えさせてくれる良書です。
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<br /> もしかしたら、当たり前の事を教えてくれているのかも知れません。私が、いえ、私たち現代人が忘れてしまった心を甦えさせてくれる作品かも。
幸せの象徴として「青い鳥」という言葉が日本人ほど好きな国民はいないのではないでしょうか。「青い鳥」という名前のつく保育園や図書館、児童館があちこちにあるように思います。しかし、「青い鳥」=幸せ という印象をもつみなさまが原作を読まれているのかどうかは怪しいところで、題名のイメージが一人歩きしてしまったのではないか、と考えます。<p>つい最近、メーテルリンクの作品を読むまではわたくしも 「青い鳥」=幸福 と漠然としたイメージをもっておりました。原作はそのような淡いパステルカラーの幸せを描いた作品ではなく、シビアな現実を目の前に突きつけられた感じがしました。<p>ほんとうの幸せ、生きる意味を知るためにもメーテルリンクの原作をぜひとも多くの方に読んでいただきたいと思います。
心霊的な観点で、この本を読ませて頂きましたが、死んだ人が出てきたり、生まれる前の子供達が出てきたり、霊的な世界をこの作者は見た時がある様な感じがしました。子供が読む本だと思っていましたが、大人が読んでも大変むずかしい本だと思います。<br>心理学的・哲学的・心霊学的観点で、皆様も読まれたら、大変勉強になる本だと思います。