ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 みんなこんな本を読んできた ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉
 
 
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ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 ( スティーヴン キング Stephen King 風間 賢二 )

最終巻までたどり着き、終わりはいつも悲しいですが、まさしくキングのライフワーク。何よりもエンターテインメントとして最高に面白かったといわせていただきます。本好きな方であれば、このダークタワーを読まずして、何を読むかというほど面白かったです。その長さにためらっている方も、迷わず書店に直行しましょう。 <br /> <br />最終巻は、オイの姿に涙します。

 この巻で長かった物語がようやく終わります。『不眠症』のパトリック・ダンヴィルも重要な役所で登場するので、やはり読んでおいた方がいいでしょう。本編以外の関連作品でどれを読めばいいのかについては、風間さんの解説を読めば一目でわかります。 <br /> 僕は今まで大変に失礼な認識を持っていて、とくに明確な理由もなく、風間さんはただのキングオタクで、B級翻訳者なんだと思っていました。が、巻末の解説を読んでビックリ!氏の含蓄の深さと鋭い洞察には恐れ入りました。氏以外にはこの暗黒の塔は訳せなかったのではないかと思うほどです。先に文庫十六冊分を揃えてから読み始めようと思っている人は、解説だけ先に読むのもいいかもしれませんね。 <br />  <br /> で、結末についてなんだけど、僕はあれでよかったんだと思う。『刑務所のリタ・ヘイワース』で最後までアンディとレッドの再会シーンが直接描写されることがなかった様に、『霧』において最後まで霧から脱出することを描写しなかった様に、あからさまな形ではないものの、あれは希望のある終わり方なんだと感じました。 <br /> それに何よりも、『彼』なら今度こそ成し遂げてくれるはずだと、僕は信じています。 <br /> <br /> 心配していた表紙のことだけど、下巻まで上・中巻と同じで、解説まで読み終わった後、そこだけが心残りだった。だけどついさっき、ふと巻末を見ると、なんと原著で表紙を飾っていたマイケル・ウィーランの絵が!この点だけでも僕の新潮社に対する今までの評価は一転。これからは新潮社様と呼ばせてもらいます。 <br /> <br /> 第七部の展開と結末には賛否両論あると思うが、この作品は僕の中で間違いなくキング作品ナンバーワンになった。もし第一部で読むのを止めてしまった人がいたとしたら、なんと不幸なことか!そして文庫16冊+α冊(関連作品)を読む気概のある方は、他の本を放り投げてでも読み始めることをお勧めする。サンキャー! <br />

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