父親が息子に対して心温まるアドバイスを送った手紙集。成長しつつも進学に就職に社会人としてのステップアップに昇進に新規事業着手にと様々な分岐点に出会い、道を選びあぐねている息子に対してこれほど実感と愛情(とユーモアも)のこもった言葉を送れる父親も数少ないんじゃないでしょうか?
<br /> ぜひ、人生の選択を決めかねている方々やそれを見守っている周囲の方々に読んでほしい。背中を優しくポンっと押された気分になれます。ちょっと泣いてしまうかも。
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これまでに読んだ本の中でも
<br />ベスト5に入るくらいのお気に入りぶり。
<br />調べてみたら、20年くらい前からのベストセラーでした。
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<br />要は父から息子へ向けて
<br />いいたい放題書いた手紙なんです。
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<br />父:実業家として成功。子煩悩。
<br />息子:実業家になることを意識して社会人として奮闘
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<br />20年前なのになんかそのいいたい放題ぶりと
<br />プライベートな内容を他人に公開しているところは
<br />現在のブログのようです。
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<br />お気に入りポイント
<br />1.息子をあれこれ心配するお父さんが素敵です
<br />2.ありがちな失敗を次々引き起こす息子ナイス
<br />3.お父さんの助言は的を得ている
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<br />お父さんな人も、息子な人も、そうじゃない人も
<br />ぜひ読んでみてください。
<br />明日のための元気がアップします。
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父親から息子への非常に暖かい感情の元、仕事のみならず恋愛、友情、家族など人生におけるあらゆる場面についての価値観や考えを父親なりに息子に伝授しているという内容の本です。内容自体も参考になるが、父親が息子の事を非常に気にかけているというのがよく伝わってくる文章の丁寧さやたとえ話によって非常に読者を暖かい気持ちにさせてくれる一冊です。