人にはそれぞれ、全く異なる読書観がある。
<br />同じ本でも、読者の受け取り方は人それぞれ・・・だから読書は面白い。
<br />同じ本でも、子供のときに読むのと大人になって読むのとでは、受け取り方が大きく違うことがある。
<br />このように時空を超えた読書観というのもある。
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<br />この本に書かれていることは、あくまでも宮崎哲弥氏の読書観で構成されています。
<br />100%受け入れることは出来なくとも、参考書としては大いに役立つ1冊だと思います。
<br />1000冊もの本の内容が、その時々の世相とともに示されていて関心別に読めるのが良い。
<br />ただ1冊に与えられた行数は、かなり簡潔なものなので物足りなさを感じるのは否めないだろう。
<br />しかし、それならば、まるごと自分で読んでみることをおすすめします。
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<br />全部を手に入れようと思わなければ、これはこれで良書と言えるのではないだろうか。
<br />テーマ毎に分かれている内容を読むだけでも楽しいし、とても良い勉強になります。
<br />まずは自分の興味のあるテーマだけでも読んでみて、更に理解を深めたいときには本自体を読む。
<br />ちょっとでも触れておきたい程度のレベルなら本書だけでも十分ではないでしょうか。
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残念な一冊である。254テーマというがテーマが何ページにあるか見つからない。週刊誌の時系列そのままである。
<br />また2004年からのミヤザキ学習帳では各書のマトリックスもついて面白くなってるが2001〜2003年までの新世紀教養講座ではそれもなく解説が圧縮され捲ってる。これこれのテーマではどんな本いいだろう?的な使い方は出来ない。ただ索引はあるので宮崎哲弥は何と評価してるかな?と調べる事はできる。
2001年から2006年までの出来事を振り返るとともに、
<br />幅広い分野に関心を向けるキッカケにもなります。
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<br />もちろん、1冊ごとの情報量は少ないですが、
<br />興味を持った書籍をウィッシュリストに追加していき、
<br />あとで眺めて気になったものを読んでいく、といった
<br />ガイドブック的な使い方にも向くと思います。
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