知れば知るほど妙に惹かれる『大泉洋』という人間がよく分かる本です。<br />大泉洋入門書としてはかなり優秀。さすが鈴井さん。笑<br />アイドルチックなグラビアに抵抗を感じる方も居られるようですが、彼なりのギャグなんだと思い込めば平気ですよ。笑<br /><br />大泉洋はほんとに芸能人になるべくして生まれて来た人だと思うなぁ。<br />すごく器用で頭の良い人だ。<br />全国区のバラエティタレントも、大泉洋と共演した途端に皆かすんで見えます。笑
近年は全国区のタレントに面白い人がいなく、テレビでもあまり東京キー局の番組を観ることがなくなり
<br />かわって地元のローカル番組や、大阪・名古屋の放送局製作の番組ばかり観るようになった。
<br />その中でも、オフィスCUEのタレントはタレントの質が高いので、特にチカラを入れて応援している。
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<br />もはや全国度の人気となった、北海道のローカルタレント・大泉洋の魅力を
<br />クリエイティブオフィスCUEの社長・鈴井貴之自身が編集長となって紹介している。
<br />『大泉洋』という一人の人間について書かれた本であって
<br />『水曜どうでしょう』や『TEAM-NACS』の大泉洋について書かれた本ではない。
<br />その点は誤解しないように。
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<br />大泉がどういった人間なのか?、それはこの本を読み進めていけばわかるであろう。
<br />タレント=才能と言う言葉がこれほど似合う人間を見たのは久しくなかった筈だ。
<br />大泉洋が世の中から求められて出てきた人間だということを。
<br />彼が今までの人生での経験が、タレントに必要な素養を知らず知らずのうちに身につけていった。
<br />全国区の人気を手に入れることはもはや必然だったのだ。
<br />それを理解、長い時間をかけて大泉の素養を育ててきた鈴井貴之のプロデュース能力は
<br />大泉の人気を不動のものにしてきた。
<br />それは彼自身が「『タレント』と言う文化が根付かない北海道でやっていけるのは鈴井社長のおかげ」
<br />と述べていることからも解るであろう。
<br />鈴井社長もたいした男だ。
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<br />だから、『北海道のキラ星』などとモノ珍しそうに言うのはもう止めにしよう。
<br />大泉はタレントの世界の常識を打ち破るべく、出るべくして出てきた存在なのだ。
<br />そしてもはや大泉の知名度もかなりのものになってきただろう。
<br />そこに『水曜どうでしょう』の大泉洋はもはや存在しないのかもしれない。
<br />TEAM-NACSの4番目の大泉もいないのかもしれない。
<br />しかし、これからも応援していくことに変わりはない。そう、この命が続く限りは!
大泉洋ファンにはたまらない一冊です。両親の暖かいインタビュー、本人のロングインタビュー、ちょっとしたグラビア的な写真。みんなに愛されてるけど、人気があって地元では自由に歩けないローカルタレントの素の面も見えました。