センス・オブ・ワンダー みんなこんな本を読んできた センス・オブ・ワンダー
 
 
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センス・オブ・ワンダー ( レイチェル・L. カーソン Rachel L. Carson 上遠 恵子 )

表紙かわってしまったんですね。 <br />個人的には前のデザインの方が好きでした。 <br />中央の写真が海の水面のようにも化石にも見えて色々想像ができました。 <br /> <br />環境汚染を取り上げた「沈黙の春」が有名な著者ですが、こちらはうって変わって感性、ものの捉え方に関する優しめの本です。 <br /> <br />ページ数が比較的少ないのでお風呂で、とか寝る前に読むことをお勧めします。 <br /> <br />例えばスズメは初めからスズメという名前で地球に生息していたわけではないという事です。私達はよく不明なものを見ると名前を先ず調べるという事がありがちな昨今、実際にどんな声なのか、どんな姿なのか、というありのままを捉える事を先ず大事にしましょうよ、と語られている気がします。 <br /> <br />朝の通勤中の空はどうでしたか、とか、 <br />帰り道までにどんな草花があって、何種類の生物の音がしていましたかとか、身近な自然に目を向けたくなる本です。 <br />

カーソン女史が残した宝石のような未完成作(遺作)です。 <br />読んだ人は大人になって閉じてしまった体じゅうの「目」を再び開くチャンスを得るかもしれません。 <br /> <br />でも、野暮だと思われるかもしれませんが、この価格設定には不満です。 <br />

美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性〔センス・オブ・ワンダー〕を育むために、子供と一緒に自然を探求し、発見の喜びに胸をときめかせる・・・ <br /> <br />帯に書かれてる紹介文です。 <br /> <br />この本は友人のblogで”偶然”見かけて興味が湧き、すぐに手に入れて読みました。 <br />子供の頃には持っていた感性・・・自分達大人は随分無くしてきたのかもしれませんね。 <br />そんな自分たちは大切なものを忘れ、よって子供たちにも大切なものを教えられず、共有もできない・・・ <br />それはとても悲しい事だと思います。 <br /> <br />この本は自然の神秘に目を向けて”知る”ことより”感じる”ことの大切さが書かれています。 <br />それを応援するかのような素敵で美しい写真も沢山載ってます。 <br /> <br />役者あとがきからの引用ですが、レイチェル・カーソンはガンにおかされながらも、後に「歴史を変えることができた数少ない本の一冊」と称された沈黙の春を1962年に書き終えたとき、自分に残された時間が長くないと知りつつ、最後の仕事としてこの本に手を加えはじめたそうです。 <br />しかし時は待ってくれず、二年後に生涯を閉じた。 <br />友人たちは彼女の夢を果たすべく原稿を整え、写真を入れ、翌年出版されたそうです。 <br /> <br />日本で1991年にはじめて翻訳出版された後、出版社を変えて1996年夏に刊行されました。 <br />手元の本を見てみると45刷です。 <br />びっくりしました。 <br /> <br /> <br />彼女が亡くなったのが1964年4月14日・・・今日でちょうど42年です。 <br />”偶然”にしては何かの縁を感じます。 <br />これからでも遅くないので、子どもと一緒に出かけて、いろんなものを「感じたい」と思います。

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センス・オブ・ワンダー&nbsp;&nbsp;&nbsp;化学薬品による環境汚染にいち早く警鐘を鳴らした書として、いまも多くの人々に読み継がれている名著がある。『沈黙の春』だ。その著者レイチェル・カーソンの遺作として、彼女の友人たちによって出版されたのが本書である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書で描かれているのは、レイチェルが毎年、夏の数か月を過ごしたメーン州の海岸と森である。その美しい海岸と森を、彼女は彼女の姪の息子である幼いロジャーと探索し、雨を吸い込んだ地衣類の感触を楽しみ、星空を眺め、鳥の声や風の音に耳をすませた。その情景とそれら自然にふれたロジャーの反応を、詩情豊かな筆致でつづっている。鳥の渡りや潮の満ち干、春を待つ固いつぼみが持つ美と神秘、そして、自然が繰り返すリフレインが、いかに私たちを癒してくれるのかを、レイチェルは静かにやさしく語りかけている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;そして、レイチェルが最も伝えたかったのは、すべての子どもが生まれながらに持っている「センス・オブ・ワンダー」、つまり「神秘さや不思議さに目を見はる感性」を、いつまでも失わないでほしいという願いだった。そのために必要なことは、「わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる」ことだという。本文中に挿入されているメーン州の海辺、森、植物などをとらえた写真も美しい。『沈黙の春』と同様、読者の魂を揺さぶらずにはおかない1冊である。(清水英孝)
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