いつもの月刊シリーズの作り方というか、実用性よりは凝り(芸術性と
<br />もいうが)重視の作品。それなりに彼女のスタイルの良さは堪能できは
<br />するけどあまり彼女の良さを活かしているとは思えない。
<br />ベッドでのショットや、思わせぶりに股間に手をやってる写真を見る
<br />と、どうも今回のメインは彼女の顔かと思う。一応ベッドでの情事をイ
<br />メージしているのだとしたら、イキ顔を見せたかったのかな?
<br />とはいえ、彼女が意識しているという「見下ろす」ような視線は健在。
カメラマンがセクシーさよりも芸術性を追求しているのか、モノクロや故意にピントをぼかしたショットが見受けられます。<br> しかし、それが結果的に被写体である森下千里さんの魅力を充分に生かしきれていない、どこか中途半端な仕上がりになっています。<br> 独特の雰囲気を持った写真集ではありますが、個人的には変にこだわるよりは分かりやすいストレートなグラビア写真集のほうが森下さんらしくて良かったのではないか・・・・と思います。<br> 「いつもここから」のネタではありませんが、グラビアアイドルのファンというものは写真集に芸術性はあんまり求めてはいないものです。<br>
露出などを求めると物足りなく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私的には森下千里のもう一面がみれて満足です。<br>こだわりのアングルや光加減、色見の美しさにはグラビアらしからぬ芸術的なものさえも感じます。