これでも私、ピアニストを目指していた人間です。もちろん幼少の頃から始めました。当時バイエルと平行して練習したのが、この練習曲です。バイエルは基礎なので必要ですが幼い子供には飽きがきて続かないことも。でも、この曲集と平行すると楽しく練習でき○なんて先生からもらえたら、もっとやる気が出たのを覚えています。今でも時々これは指慣らしに使っている楽譜です。だから私的にはオススメ。
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<br />大人の方でも練習曲にしては、楽しい曲が多いので練習しやすいのでは…
<br />☆4つにしたのは、もう少し耳慣れた曲が何曲かあったら子供も大人も初心者にはいいかなーって思ったからです。初心者にはまずやる気、楽しみたい気持ちが大切ですからね。
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<br />でも、これはたくさんある曲集の中でも1番出す頻度が高い曲集なのでいつまでも楽しめるので損はしないと思います。初心者の方へ…ぜひ、この曲集マスターしてくださいね。いつまでも楽しめる曲集ですから。
譜面を見るとわかると思いますが、この本の曲はどれもピアノの基本的かつ多様な奏法を
<br />学ぶことができる「練習曲」です。にもかかわらず、いわゆる「練習曲集」と一線を画して
<br />いるところは、一つ一つの曲の旋律が美しく、曲に表情があるということです。
<br />また、各曲が短く、短期間で仕上げることができるため、達成感を感じやすいと思います。
<br />そんなわけで、曲そのものを楽しみながらしっかりといろいろな奏法を習得することができる
<br />他に例を見ない、大変優れた練習曲集といえます。
<br />なお、子供のころにピアノを習っていた人が久し振りにレッスンを再開する方にもお勧め。
<br />ブランクのある指をならし、すぐに当時の感覚を取り戻すことができると思います。
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ピアノに興味を持ちやり始めたばかりの方は、まずこの楽譜を買いましょう。小さな小品が曲集になっていて、綺麗な曲、明るい曲、暗い悲しげな曲など、色々盛りだくさんに組み込まれていて一冊あるだけで重宝します。ピアノにまだ自信が無い、でも発表会でバイエルは弾きたくない…なんて人もブルクミュラーなら易しくて弾きやすいので安心です。