これはピアノ上達の「五輪の書」といってよいでしょう(中身も五章構成だし)。
<br /> 中身はピアノにおける指の均一・スケール・アルペジオ・重音・ポリフォニー・和音などのテクニックを細かく取り出して練習するもので、各章3部(パートA,B,C)構成で各パートに1日1時間で12日かかるので、全部やると12日×3部×5章=180日つまり半年かかります。なお、指定された練習を全部やると1日1時間では足りないかと、、
<br /> 個人的には、筋肉の超回復を利用して1〜2日おきに1章を全部やる方法もありだと思います(極論、指の筋トレ本だし、、)。
<br /> そして、巻末のピアノ作品一覧表(各章のテクニックがどれくらい必要なのかA〜Dで表示してある)がとても参考になります。
これは上級者向けです。バイエル、ブルグミュラー程度の人にはおすすめしません。初級者は「リトルピッシュナ」中級者は「ピッシュナ」をお勧めします。<br>この本は、レベル的にはソナタアルバム2、あるいはショパンのワルツやノクターンなどある程度は弾けるけれど、もっときちんと弾きたいという人におすすめです。もちろん、専門家を目指す人がメカニズムの完成を目指すために取り組んでも良いと思います。<br>内容は基本的には指の独立と筋力強化を目的としている指作りのメソッドです。また、重音やオクターブのグリッサンド、左右の手を交互に使うトレモロ、などリストやラフマニノフなどの大曲で必要とされるヴィルトゥオーゾ的でアクロバティックな技術の練習法なども記載されていますので、ピアノのテクニックという点はこれでほぼ完成できると思います(ただし現代曲に必要なテクニックは少ないです)。<br>なお、巻末にはコルトー自身が作成した主要なピアノ曲の技術レベル一覧表が載っています。これがなかなか優れもので、単なる難易度ではなく、各曲を5種類の技術に分けて評価しているのです。自分の力量に合わせた選曲の目安をつけることができ、大変有用です。「苦手なテクニックを補強するために次はこの曲を練習してみよう」というような使い方できます。
「これ良い本です!!」<br>届いたばかりの時は なんだこれ~?どうやって勉強すんの?<br>うっわ~めんどい・・って思ってましたが、<br>本の説明を良く読んで<br>一日 15分位を目安に・・・本の言う通りに<br>第一章のA群 11題(目的別にパートがA~)を<br>1日ごとに転調して練習しました。(そう書いてある)<br> っていうか・・この部分は指の強化訓練なので<br>基本スタイルは 5本の指のうち4本を固定して動かさない。<br>そして目的の指一本で鍵盤を鳴らす練習・・。<br>しかもそれが1番の指から順番に・・・で。<br>はっきりいって地味な練習からスタートです。<br>地味すぎて飽きます・・。一日目は 酷いものでした。<br>が。。<br>ちゃんと続けて1ヶ月。<p>先生に「急に音が良くなった」って言われたんですv<br>この本で自主練習をしているとは言ってません;<br> 指の独立練習を続けていただけで<br>(スムーズには動かなくても 地道に超スローで練習。<br>背伸びしないように・・)<br>一ヶ月目突入の時期に<br>急に 指の動きがなめらかになりました。<br>ミスタッチも少なくなり、表情が付けられるような感じになりました。<br>ハノンも併用して学習すると 基礎練習として凄く効果が<br>あります。実感してみて下さい。<p>例えば<br>ブルグミュラー25曲の・・大抵の曲が 表情付で<br>速い速度(お手本CDの速度位)で弾けるようになりました★<br>ちなみに私は自宅のクラビノーバ(CVP309)で<br>練習していますが、<br>指の力加減が少しでも できるようになると<br>本物のグランドで弾く時に その効果が発揮されます♪<br>電子で100%弾けるようになればグランドで80%は弾ける<br>ようになれる・・と思います☆<br> 実感してからの書き込みなので 是非他の方にもその感動を<br>体験して欲しいですvv 1冊学習し終えたら・・・<br>どうなるんだろう?? 飽きないように頑張り続けます。<br>今 B群に入りました。 でもA群の練習も続けています。