神田昌典氏もセミナーですすめていた文章本
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<br />他の本との一番の違いは、
<br />文章のメッセージを考えることに、
<br />8割の力を注いでいる点。
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<br />世間に売られている文章本の99%は、
<br />文章の編集や、論理構成などについて述べられている。
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<br />しかし、自分の伝えたいメッセージが明確でないと、
<br />いくら、完璧なロジカルライティングしたとしても、
<br />いくら、結論を述べて、3段構成で書いても、
<br />相手には何ひとつ伝わらないし、
<br />記憶にも、心にも残らないのである。
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<br />こういう内容を述べた本は、
<br />今まで出逢ったことがないが
<br />この本こそ、正真正銘の文章本である。
ホームページやブログを作った人なら解るとおもうけど、
<br />何かを表現する時に大切なのは「どうやって伝えるか」よりも「何を伝えるか」だと思う。
<br />「はじめにメッセージありき」みたいなもので、それが固まっているなら、
<br />具体的なスキルやテクニックは、案外すんなり身についてしまうものだ。
<br />この本では「何を伝えるか」の部分がある程度固まっている人が読むと目から鱗というか「これは凄い!」となると思う。
<br />書きたいことはあるんだけど「どうやって書くか?」で悩んでいる人なら、ぜひとも読んで欲しい。
<br />もちろん「何を伝えるか」がハッキリとしていない人が読むことで
<br />「これが書きたかったんだ!」となるかもしれない。
<br />「超・整理法」「超・勉強法」の著者だ、信じて損をすることは無いと思う。
「書き始めなければ文章は完成しない」と言うことで、<br>その中で出てくる「現役効果」「自動進行効果」と言う解釈は面白かったです。<br>自分の場合、実際にこれを読んで即劇的に文章力が上がるかってことはないと思うんですが、<br>文章に対する姿勢は意識してくると思うので、<br>やっぱり何かしらの「効果」はあるかもしれません。