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| ガンジー自伝
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マハトマ ガンジー
蝋山 芳郎
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この本は文庫版で出会って以来の人生の愛読書です。<br>この本はガンジーがインド独立運動家達向け新聞に連載として書かれたコラム(?)を翻訳編集したものですがガンジーのメッセージは当時のインド国民ばかりではなく現代に生きる私たちの心を射抜く力をもっているようです。<br>テロと戦争に暗澹とした今だからこそガンジーの言葉は必要なのかもしれません。<br>気になった抜粋をひとつだけ・・・。<br>-----------<br>私が他の宗教に対して寛容である事を覚えたのは、何も私が生ける神の実在を信じたからではなかった。しかしあるひとつの事--徳は一切の土台である。そして、真実はすべての徳の実体をなすという信念--は、私の心の中に深く根を下ろした。真実は私のただ一つの目標となった。それは日毎に荘厳さを加え始めた。そしてそれに関する定義もいよいよ広げられた。p53より
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