写真もたくさんあって細かく説明しているので、料理をあんまりしない人にとってはとても使える本だと思います。普段手に入りやすい野菜や素材を使っているので、何かを買いに走らないとっていうタイプの本ではありません(せいぜいナンプラーくらいでしょうか)。
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<br />組み合わせや発想が平凡ではないのでレシピはとても良いのですが、あんまり複雑な料理はないので、そういう本を期待している人には不向きだと思います。
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<br />特においしいなと思ったのが、しらす炒り卵のあんかけ丼です。食べ終わるまで無言でした。簡単だし、ありそうなんですが、今まで食べた事がなかったです。
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<br />玄米食を始めたいけど、本格的にマクロビをやったりする程ではない人にも良いかも知れません。
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これまでいろんなお料理本をみてきたけれど、<br>なんだかっだ言って「手に入りやすい素材で作れる素朴な料理」に<br>勝るものはないというのが私の結論です。<br>それで行き着いたのがこの本!<p>ここに載っているのは、毎日の食卓を意識したお料理です。<br>よそいきでない、ほっと安心して食べられるようなシンプルで飽きのこない食事。<br>どれも色彩的には地味なお料理ばかりですが、<br>普段の食生活においては食器も盛り付け方も、華美にする必要などまったくないわけですよね。<br>そこに高山なおみさんの“生活”というものをかいま見た気がしました。
今年の冬は、この本が大活躍でした。<br>「塩豚」「ゴボウとひじきのピリ辛煮」「そぼろ肉&豆腐と卵のそぼろ」「大根の浅漬け」「にんじんの浅漬け」などなど(タイトルは正確ではないですが)、ほんとに何度作ったかわからないくらい。<p>特に週末、常備菜はありがたかったぁ。<br>「家族&自分に体にいい物をちゃんと食べさせてあげたい」と「思いっきりスポーツしたい」を両立させることができる、素晴らしい本だった。<br>へとへとになって帰ってきても、または誰かを家に待たせておくことになっても、この本のレシピで用意しておけば大丈夫。すぐにおいしくて体にいいごはんが用意できるから。<p>レシピの見た目は地味かもしれないけど、とっても実のある一冊でした。