日本一わかりやすい株の本ではないだろうか。
<br />しかも、ダントツでである。
<br />その為、これから株を始めたい弟に
<br />まずこのシリーズから読むことを薦めてしまった。
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<br />さすがは予備校の名講師。
<br />講義の展開と説明はこなれている。
<br />株本で、何からまず読もうか迷っている初心者には
<br />まずこれを薦めたい。
どんなものでも株の「本」で最高の書物はない。
<br />なぜなら本は「静止」しているからだ。
<br />チャートは動く生き物だ。
<br />それを見て、感じて、決断して、挑む。
<br />動きは常に変化する。
<br />買いのチャートも、次の瞬間売りのチャートになったりする。
<br />本書で株行為に向かうことが楽しくなることは可能かも知れない。
<br />ただし「勝つ」ためにどうこういうものではない。
<br />試しにやってみてください。
<br />相場に入ること、それが株ですから。
<br />そして稼ぐにはまず相場に入るしかない。
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株式投資の考え方の基礎を学ぶ本です。
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<br />この実践編での内容は、
<br />「証券会社」の違いと、自分に合う「証券会社」の選び方、
<br />カンタン!ネット上の株売買リアルタイム実践編、
<br />「増資」の仕組みと“失敗しにくい銘柄”を選ぶコツについて、
<br />「株式分割」の仕組みと「マスコミ情報」の注意点について、
<br />必然性を考えて株価の動きを予測し捉える“応用的”な実践演習!、
<br />「株価」と「景気」の差異の見極め方とマスコミ情報との接し方で構成されています。
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<br />実際に株を売買するまでの一般的な流れを、やさしく解説しているので、これから株をはじめてみようと考えている方にとっては全体の雰囲気がたのしめると思います。
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<br />著者が言っているとおりに、あくまでも基礎を学ぶ本ですから、基礎を知りたい人向けの一冊です。
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