藤原くんの写真集を買うのは二冊目で、写真集を買う二冊目でもあります。前回のtwenty oneに比べると、あまりあたしは好きではないかなあ、という感じでした。藤原君のコメントページ的なものがないのも寂しい感じだったし。前回がとても良かっただけに少し残念です。
写真集って好きな人を間近に感じたくて買うことが多いと思います。もっと高尚な目的で買う人もいると思うけど。私は前作も持っていて変化を見たくて購入しました。私は藤原さんの声と演技が好きなのですが、この写真集は何か静か。確かコメントは何もなかったです。(実はもう売ってしまったのです)
<br />前作はデビュー当時からの写真や、様々な舞台での様子、インタビューなどもあって、そういうパターンの方が好きです。今回は露出は多い部分もありましたが、前作の方が藤原さんのかわいいんだけどセクシーな部分が多かった気がしました。
藤原竜也が俊徳へと変身していく様子が見られます。会場入りしてからストレッチやメイクの間、そして衣装を身に着けてステージへ向かう姿が流れるように写されています。<br>孤高の人だな、とつくづく思いました。俊徳という役柄のせいもあるでしょうが、本当にひとりっきりです。<br>それだけに、舞台終了後の大はしゃぎの表情がまぶしいです。よかったね大成功して!と、あれから三ヶ月たった今もう一度祝福したくなる感じ。蜷川さんに抱きつく姿もホホエマシイ。<br>そして問題のショット。発売前にいろいろ騒がれていましたが、はっきりいって綺麗です。肌の感じが妙に生々しくてドキッとしました。ヌードのほうが、彼のあのメヂカラがクリアに伝わります。ラスト数枚の超アップの瞳は息を呑むほど綺麗。<br>エネルギーの固まりみたいな彼の放つ熱気にあてられ、一気に読むと少し疲れました。実際は何日かにわたって撮影されたのでしょうが、なんだか彼のとある一日を見せてもらったような気がします。やっぱり不思議な雰囲気の人ですね。一本気だけど繊細。ピュアだけど色っぽい。「天保十二年のシェイクスピア」のプログラムの表紙「Y字路」に佇む彼が見えるようです。