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| 東京いい店うまい店〈2007‐2008年版〉
(
文藝春秋
文芸春秋=
)
<本の難点>
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<br />まず予備知識を持って食べに行っているので、人によってはマクラに余計なことが書いてある。また、看板メニューではなくマイナーメニューが書いてあったり、覆面取材のせいか、ネットなどどこの資料を見てもこの時間帯は書かないだろう、という位営業時間が正確にあっていなかったお店もあった。また、覆面取材のためビジュアルはない。
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<br /><ネットのクチコミは信頼できないか?>
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<br />ネットだとラーメンといえば学生だけのいくような大食いの店が1位になるような情報の偏りはもちろんあるだろうが、それは読み手がサイトを選べばよいし、10人以上のレビューが読めれば、ネットのほうがそういった偏りの分が補正されると考えられる。
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<br /><雑音のない食選びができるのが、この本の利点>
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<br />しかし、この本自体は東京全体の飲食店数から見ればかなり厳選した店数に絞っているので、よけいな雑音なく、話題の店を選びたいと思うならこの本でよいのではないか。
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<br />「うまい」店だけを厳選しているということを盾にきびしめの批評を匿名で書いてあるという印象が強くて、ネットとの違いは(多分)食に知識のあるえらい人が書いているかそうでないかの違い。匿名探偵であるということでは、実際ネットに文句は言えない立場ではないかと思うが。マーケティング上の想定客層がもっと上の、ネット嫌いな年代なのだろう。
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