陥りやすい心理状況について簡単な数式やグラフで説明してある。人は、理屈で動くわけではないということが良く分かりました。行動ファイナンスの入門書であり、投資に活用するのであれば、本書で十分だと思います。
<br />基本的に、分かっちゃ居るけどやめられないの心理を冷静に分析しています。また、逆張りについての定量的な分析も参考になりました。
行動ファイナンスについてこのように簡潔に書かれた本はあまり見かけません。投資における人々の行動心理が非常に楽しく学ぶことが出来ます。
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<br />内容も分かりやすく書かれており、また問題形式で書かれているので、本当に遊び感覚で読むことが出来ます。
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<br />一部難しい数式が出てくるところもありますが、あまり興味の無い人はその部分だけは飛ばし読みをしても、全体的には楽しめると思います。
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<br />また、投資に興味がある人だけではなく、ギャンブルが好きな人にも楽しく読める本であると思います。
タイトルからはイメージしにくいが、一般に行動ファイナンスと呼ばれるファイナンス理論を平易な文章・例により説明している良書。複雑な数式などは含まれていないので、理論のコンセプトを簡単に理解するのには適しているかもしれない。ファイナンスにおける理論値と現実値の差を説明するのが行動ファイナンスだとの説明はいいえて妙。価格も手ごろなので、興味はあるけれど重い教科書は・・・という方におすすめ。