この本は、真実の情報は、内容を分析すれば公開情報の中からも見つけることができることを証明している。また、日本征服の多くの現象が秘密のファイルの中にしまいこまれていることも推測される。この国日本が、色々な画策のなかで、支配されていくことが分かる。ドクトリンとたてて着々と、積み木を積み上げるように、侵食を進める。アメリカの原住民は、わずかに100年で滅亡した。アメリカの南端の原住民などは、疾病を撒き散らされて絶滅した。ハワイは併合された。今なお、西部開拓が太平洋を越えて行われているようだ。日本列島全体が硫黄島にでもなるのだろうか。この国の富の簒奪が、郵政「米営化」ではじまっている。あらゆる抵抗を今からはじめよう。美しい日本、祖国そして、民族と文明をを守ろうではないか。
著者の視点の中で、いまとなってみると、本当のことをいっていたのが実感できるのが、以下のことばだ。「日本の歴史にも文化にも国民の生活ともなんの関心もなく、カネ儲けにしか興味のない守銭奴が一国の将来は俺達が握っていると豪語する。市場原理主義が支配する社会では、賭場荒らしみたいな連中が思いあがり、民族の尊厳を踏みにじってみせることがまかり通るらしい。」この著者の当時の憤りにまったくだと思っていたひとりとして、この本をもう一度読んでもらいたい。
とりあえず日本国憲法第1条を読んで、佐賀県知事の会見での、毎日新聞記者の動画を見てほしい。<br />それだけでいい。