裁判の傍聴に行ってみよう!と思いました。
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<br />平成21年には裁判員制度もはじまりそうですし、
<br />いつまでも自分は無関係だとは言ってられないでしょう。
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<br />というのは建前で、実際は面白そうだから行ってみようと
<br />思っています。
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<br />確かに、当事者間では切実な問題でしょうし、
<br />それを面白おかしく書くのは如何なものかという意見も
<br />ある意味まっとうなのかもしれません。
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<br />しかし、離婚裁判などは現在原則非公開で行われていますし、
<br />公開されている裁判を傍聴することは国民の権利でもあり、
<br />いずれにしても面白そうなので今月中に一度傍聴してきます。
正月用にと、大晦日に買ったのですが、これが面白い。
<br />裁判所が意外に人間味にあふれた場所であることがよく分かります。裁判官も人の子。若い子が傍聴するとがんばりが違うと言うところは笑えます。裁判員制度が正しいかどうかは分かりませんが、江戸時代のお白砂での裁きのように、人間味あふれる判決が出るようになれば、日本の司法は変わると思います。
被告、弁護士と検察、そして裁判官。さまざまな裁判について傍聴、その様子を、おもしろく描いている。
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<br />裁判は基本的にはほぼ傍聴可能とのこと、いろんな裁判について、それぞれの事件の性質からくる、奥の深さ・浅さや、また傍聴が多いほど裁判官たちも燃える?など、いろいろな描写が実にわかりやすい。動機の浅はかな事件よりも、やむにやまれぬ犯罪などの方が、奥深さがありおもしろいなど、そのあたりの感じも伝わってくる。
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<br />相当面白いです。お勧め。