人間には9つのタイプがあり、それぞれが違う目的をもつという。その目的とは、そのタイプが生まれ持っている能力を最高に現すことなのだが、その能力の開花を妨げる障害をこれまた生まれ持ってくるという。
<br />少し悩んでいるときにこの本を読みましたが、思わず涙がにじみました。全体にやさしく暖かい文章であり、なぜ自分が本のとおりの気分なのか不思議でなりませんでした。
<br />障害を乗り越えるためのシステムも、実践はやさしくないですが詳細に書かれてあり、それに従い人生の山を登り、自分のタイプが最高に発達したところ(それを自分が望んでいることがわかる)までたどり着きたい。そういう勇気を与えてくれます。
<br />自分のためだけでなく、すべてを読めば人間学の勉強にもなりそうです。
<br />人はみな美しい目的を持っている。持たされているというより、持っていることの幸せを感じられる、そういえば自分はそのために生まれてきたんだと思わせてくれる本です。
この本は占い的な面とメンタルコンサルタント的な面とを併せ持っている。著者のダン・ミルマン自身はセラピストだということを見れば、その理由が分かる。
<br />この本は前世療法にも似たセラピーなのかもしれない。
<br />当たっているかどうかよりも、その文章を読んで、普段目を向けることのない自分自身の心の内面を垣間見ることこそ、そのこと自体が重要なのだ。
<br />ちなみに、私自身についての(基本数の)記述を読んでみると、実に当たっていると思われるところがあった。外れていると思うところはなかった。実は私は、この本を英語の原書を先に買って読んだ。そして感銘を受け、自分自身だけでなく、英語が苦手な友人にも見せたいと思ってこの日本語訳を買ったのだ。
<br />この手の翻訳本は訳が悪いと、手に負えない本になってしまうものだが、この本の訳者東川さんの翻訳は読みやすい。
<br />日本語訳は2倍の値段だが、自分を見つめてみたいと思う人は買っても後悔はしないと思う。
<br />決して軽薄な本ではない。
「誕生数」が教える「運命システム」とは、
<br />誕生年月日を元に、3つ或いは4つの数字からなる誕生数を決定し、
<br />人生の目的を読み取るシステム、なのだそうです。
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<br />同じ誕生数を持つ人が、同じ運命なのか?というと、
<br />もちろんそうではありません。
<br />ただ、人生の目的や傾向が似ているのです。
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<br />私は何のために生きているんだろう?
<br />私の人生の課題は何なんだろう?
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<br />誰でも一度はそんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。
<br />そんな時の「傾向と対策」にどうぞ♪
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<br />ちなみに私は、
<br />「感情表現がヘタ・・・」
<br /> (というか、感情を人前で表現するのが恥ずかしいってことなんですけど)
<br />と人から指摘されたり、
<br />自分でもそれが気になったりしていた時に、この本に出会ったのですが、
<br />該当ページに
<br />「表現力と感性の障害を克服し、自己不信を乗り越えて表現力を発揮し・・・」
<br />と書いてあって、うひょー!と思いました。