関口さんが旅の途中で描いていた絵日記、出版されないかな〜 と思っていました。
<br /> 旅の記録は基本的にメモや写真だったりしますが、多く出かけるほど写真の山に… 思い入れのある写真だけに捨てられず、困るところです。そこで旅をしながら絵日記を描いている関口さんの姿をみて、いい「旅スタイル」だなと思いました。
<br /> この絵日記に関口さんが旅先で感じたこと、印象に残ったことが収められています。それは車内で語らう姿だったり、何気ない車窓だったりします。絵ですから、想像したことも記録できるわけです。絵が描ける関口さんがうらやましい。
<br /> 風景や人々がほのぼのとした雰囲気で描かれています。関口さんはこの旅の途中で歯痛に襲われますが、その時の絵も… そこには歯痛で膝をかかえる自分と、旅先の金魚しか描かれておらず、背景も全く無し。そんな関口さんの自然体がこの絵日記からも伺われます。
列島縦断鉄道12000kmという優れたコンテンツを引き立てたのは関口知宏さんの人柄なんだけど、
<br />それを下支えしたのは毎日放送したことと関口さんが描く「絵日記」だと思う。
<br />もし週1回の放送だったなら、番組の良さも絵日記もさほど引き立たなかったかもしれない。
<br />彼の絵日記を通して、視聴者も旅をして絵日記を書いてる気持ちになれた。
<br />この番組が好きな人、旅が好きな人、日記・絵日記が好きな人。
<br />ぜひともお買い求めを。
写真で見るとまた旅のよさと関口さんのよさがじわりじわりと味わえます。行くとこ行くとこ全部を楽しめている旅の仕方にあこがれます。<br>これは旅の参考にできそうです。保存していても自己満足しそう。