要人警護6、シリーズ最終巻です。毎回毎回事件がおき、緊張と過労の日々。仲間の殉死…。でも重い話にならないのは二人のキャラクターのせいでしょうか。今回も、激しく働いてます。スーツで警護しまくる二人、かっこよかったです。クールビューティーの美晴さんが、だんだんかわいい顔を見せるようになってきて、楽しめました。ちゃんとエッチシーンもあって、それもかわいかったです。秋月作品に満足できたのは久しぶりで、嬉しくてじーんとしちゃいました。この満足度をまっていました!分量もかなりあって読み応えあり。
<br />外伝もおもしろくて、いけてます。まさか、あのひとが美晴さんによろめいてしまうとは。
<br />誰だかは読んでからのお楽しみ…。
<br />秋月さんのなかでは、この要人警護シリーズが一番好きかも。
<br />
クールビューティーの美晴が、とうとう剛志に自分の気持ちを伝えた…。やっと美晴に精神安定剤が手に入ったようなものだ。剛志にしてみれば手強く、しかも“美晴の前の恋人の弟”というハンデは重かったろう。美晴の告白でお互いを思いやる気持ちが強くなる。
<br />設定上、深刻な場面も多かったけれど、時折かけあい漫才みたいなシーンが入ったりで楽しんで読めたシリーズだった。
<br />書き下ろしの『アフター・ファイブ』では、ちょっと剛志が可哀想。
<br />思いっきりラブラブな二人のシーンを番外編で書いて欲しいな〜。