今では珍しい正当派のロボット漫画ですね。<br />まさか主人公の口から【正義の味方】なんて言葉が出てくるとは思いませんでした。<br />さて、内容ですがメカデザインは秀逸の一言ですね。毎巻ついてくるピンナップが楽しみです。<br />表紙のデザインもマキナ+ファクターでとても良い感じです。<br />構図もダイナミックで巧いですね。<br />しかし、話の展開や心理描写に唐突な部分があるのが残念です。<br />敵に関しても現段階では小物っぽさが拭えません。<br />内容を練ってもっと濃いものにしてもらいたいですね。<br /><br />いや〜、それにしてもラインバレルオーバードライブはカッコイイなぁ…。
とにかくロボットがカッコいいこの作品。
<br />この巻でも長距離砲撃用パーツや超巨大ゲテモノロボなどが次々と登場し、
<br />ロボット好きのツボを的確に突いてきます。
<br />作者の御二人もロボットが大好きなんでしょう。
<br />どういう構図、シチュエーションであればロボットが魅力的に見えるかを
<br />しっかり把握し、尚且つ楽しんで描いていますね。
<br />
<br />ただ如何せん他の部分が物足りないのが残念。
<br />世界観・人物像・ストーリー、その悉くに既視感が付きまとっています。
<br />使い古された設定をデザインのカッコよさでごまかしている感じでしょうか…
<br />今までの数多のロボット作品群に対しどうやって差別化していくかが
<br />これからの課題になってくると思います。
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次々と現れる加藤機関のロボ軍団。
<br />珍しく1巻全部が
<br />ロボ戦闘シーンという
<br />ダイナミックな展開。
<br />正統派なロボ漫画として楽しめる。
<br />構図がイイので巨大感倍増。