この本の原作は聖書です。勿論そんな風には書かれていないけど。聖書には私たち人間一人ひとりが、「神が創った傑作品」であると言っていますから、彫刻師と人形たちの関係は神さまと人間の関係を表しています。人間の目から見て劣ったり優れている様に見えることは確かにあります。能力であったり、容姿であったり・・親でさえ、私たちにシールを貼りたがる。それが人間です。でもエリが言うように神様は「絶対に失敗しない」んです。自分の価値に疑問を抱く人に読んで欲しい一冊。であると同時に、知らず知らずの内他人にレッテルを貼ったり「あんな人生まれてくるべきではなかった」と思ってしまう私たちが読むべき本です。
子供のために・・・と手に取った本でした。
<br />『あなたは、あなたのままでいいんだよ。』と教えてくれる内容は、親の私自身にグッと
<br />突き刺さりました。
<br />子供を自分のはかりで見て、判断してしまってはいないか?
<br />自分も周りに気をとられていないか?
<br />深く反省し、気づかされました。
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<br />振り返って読む度に考えさせられ、そして心温まります。
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どうしても他人と比較したり、他人の評価が気になったりしていたところ、読み聞かせの会でこの本と出合いました。<br>他人の評価が気になる「パンチネロ」を見て、自分の人生は人の評価が決めるものではないと気がつきました。<br>そして人生は、自分が動かなくては動かないということも教えてもらったように思います。<p>普段は絵本は手に取ることがないのですが、続きを読んでみたいと思います。<br>心が疲れた時に、ぜひ手にとって欲しい絵本です。