リネンや手芸糸を使った新しいスタイル、ということで、もしかすると <br />今までのいいところがなくなってしまうんじゃないかと少し心配でしたが <br />本を開いてみて安心。確かに新しい試みはしているけれど、根底に流れている美学みたいなものは <br />今まで同様（それ以上かも…）研ぎ澄まされていて、やっぱり清水ヨウコさんだなあと。 <br />レシピは詳しく載っているけれど、天然石の手配はなかなか大変で、全く同じものをそろえるのはまず無理。 <br />幸い全アイテムキットで用意されているけれど、このキットがまたなかなか手に入らない。 <br />ホームページがあるので、発売日に待ちかまえていても人気アイテムは瞬時で売り切れ。 <br />もう少したくさん作ってくれればとも思うのですが、天然石なので難しいんでしょうね。 <br />いづれにしても天然石好きならマストアイテムの一冊ですね。

今までの本とは違い、今回は「主人公？シルビアが友人のジュリアと電話で会話しながら、 <br />アンナのバースデーパーティーに着ていく服とアクセサリーのコーディネートを考える…」といった感じで、作品の紹介がされています <br />本のコンセプトが「カジュアルラグジュアリー」との事で、紹介されている作品も「手の届く贅沢感」そのもの…といった感じの作品が多いと思います <br />前作の本でも、糸で石を編み込む作品がありましたが、今回は更に手の込んだ作品が多数掲載されています <br />お馴染みのグリフィンコードもただ通して結ぶだけでなく、部分的なアクセントとして使用されていたりするので <br />素直に「こんな使い方も出来るんだ…」と感心してしまいました <br /> <br />今回も基本的なテクニックについては詳しく説明されていますし、殆どの作品は全くの初心者の方でなければ問題ないと思います <br />ただ、レース編みやかぎ針編みの経験がないと「少々辛いかな…？」と言う作品もありますので、その辺りは注意が必要かも知れません <br /> <br />個人的には、これからの季節柄タートルやハイネックを着ることが多いので、 <br />ラリエット（本文中ではストールジュエリーと書かれていました）的な作品や、ネックレスもロングな作品が多いのは嬉しいですね <br />気の早い話ですが、次回作はどんな作品が出て来るのか非常〜に楽しみです