レビューを書く方々は最初から熱心なファンの方が多いと思いますが、私はこの本を読むまでに、バンドは知ってましたが曲も聴いたことがなく、雑誌なんかで目にするくらいでした。文体はまんま「ライ麦畑で・・・」ですが(村上さんの訳ではなく)、それに負けないくらいの脇を固めるキャラ宝庫です。日々の中で出会う人たちが、こんなに身近に感じられ、一緒に泣き笑いできる本もなかなかないと思いますよ。そういう表現ができるのは、やっぱり何かを生み出す仕事をしてる人だからなんだなー、と勝手に納得しました。個人的にお薦めなのが、今日のおやすみBGMです。どれもその日記とシンクロしてて、行間を読むじゃないけど、空気感が伝わり易くて、より楽しめます。あと、罰ゲーム。あれはずるいです。面白すぎて。
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自分が思ったことを正直に、隠すことなく赤裸々につづるそのストレートな文章に胸をうたれました。
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<br />特に第3章。ライブで骨折して、長野の病院に緊急長期入院した頃の日記は、読んでて笑いました。
<br />そして同じくらい泣きました。この章は笑い泣き必須。
<br />その後、表紙の峯田さんの優しい笑顔を見て、さらに泣きました。
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<br />私にとってかけがえのない一冊になると思います。
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この内容はネット上で全部読みました。
<br />文章自体は非常に面白いです。あ〜、と考えさせてくれる事も多々あります。
<br />が、非常に表現全てにわざとらしさを感じるし、いかに自分が賢く、思慮深く
<br />、ユーモアに溢れていて、変わっている存在であるかを表現したいだけにしか
<br />見えない事もあり、年齢のわりに子供っぽい印象を感じます。要するにタコの
<br />日記です。でも、大勢を楽しませているのは確かですし、信者系の方はもちろ
<br />ん高校生とかにはばっちりくるんじゃないですか?表紙はただただ気持ち悪い
<br />の一言です。