チェコの紀行文です。
<br />ちょっと高いけど、中を見れば納得。
<br />細かく色鉛筆で町並みなど書かれていて、
<br />読んでも楽しいですが、見てて楽しいです。
<br />こういった感じの本の中では、一二を争うぐらいカラフルです。
<br />チェコに行きたくなります。
<br /> 遥か彼方の遠い国。西と東の交差点。中世の歴史が残る古い街。
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<br /> チェコの文化は、絵本と童話と人形劇。それに最近世界的に注目
<br />されるアニメ映画。
<br /> 子どもと可愛いものが大好きな人なら、この小さい宝箱のような
<br />国の街歩きが充分楽しめるでしょう。
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<br /> 再生紙のような蜂蜜色の頁に、緻密な挿絵と手書き文字。日本
<br />人にはあまり馴染みのない、言葉や生活についても触れています。
<br /> おとぎの国のガイドブック。
カラフルなページも、渋い茶系刷りのページもイラストと手書きの文字で著者が感じた
<br />チェコが溢れんばかりに書き込まれています。すげさわさんの琴線に触れた物が多く
<br />書かれていて、絵本のように眺めているだけも楽しい本ですが、お店やホテルの住所、
<br />ちょっとした地図、簡単なチェコの言葉、旅のインフォメーションなどもあるので、
<br />実際に行く時の参考にもなると思います。