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| 英語コミュニケーションの基礎を作る音読指導
(
土屋 澄男
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「実践的コミュニケーション能力の育成」が学習目標に掲げられている今、音読指導は教室において特に重要なものである。<p>著者は、音読指導を二つの段階に分け、第一段階として発音やイントネーションやリズムの重要性とその指導法を挙げ、第二段階としてそれをレシテーションやスキットやスピーチに持っていく指導方法を挙げている。一読すれば、教育者は明日から教室で使える指導方法が必ず見つかるものと思う。<p>また、一貫して奇をてらったものではなく、言葉を自動化させるだけの忍耐と反復練習が必要であるという、外国語学習の一番大切なことを説いている点でも同感できる。
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