<br />もの凄い情報量が詰まった英文法問題においての網羅本。
<br />ただ難点なのが項目別に配列されているため入試文法問題の
<br />ランダム配列では対応しきれるか?という点。
<br />そのためには英文法ファイナルやセンター過去問、赤本などのランダム配置での演習が必須
<br />になってくる。解説で難関大では【合格点まで達する】という解説がされている
<br />のはそのためだろう。難関大志望者でこの本だけで不安ならやはり同者の
<br />英文法ファイナル(難関編)を強くお勧めする。
悪くないと思う。でも、この著者が書いている、英頻1000と英語標準1100の方がいいと思う。文法問題はいろんな問題をやるのが1番効果。この3冊をやれば、力が付く
学校で指定されていたので持っているが、これはあまりお勧めできない。理由は3,4ある。
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<br />まず第一に無駄が非常に多い。これは、この本だけに限ったことではないが、5章ある中の後半3章は、単語を羅列しただけの語彙とアクセント、あまり使えない会話が占めている。これらはカットすべきである。また、CDがついているが、使っている人はどれくらい居るだろうか?これもカットしていいのではないだろうか?
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<br />次は、レベルが中途半端だという点だ。もっとも、レベルの低い大学を目指すなら別だが、問題のレベルも解説も中途半端に尽きる。これでは到底、差をつけることができない。
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<br />もうひとつは個人的な問題だと思うが、クリーム色の紙に赤い文字では見づらくて暗記の妨げになる。もっと見やすいようにビジュアル的な工夫をしてほしい。
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<br />なお、これが合わなかった人、思った以上に伸びない人には数研の「アップグレード」がお勧めだ。