当たり前のことを当たり前に書いてある本です。
<br />欧米文化発展の背景にあった事実を隠していたものに対して反省した本のように思えました。
<br />文明の発達の中に使われてきた様々なインチキを信じて利用してきた人たちは、知らない間に蓄積した犠牲を受け、自分の健康も精神面のコントロールもできなくなりました。今でも、国が認めているからと言いきって反論する人や、自分は健康だからと無関心な人もいますので、知識を得る意味でこの本は役立つと思います。蓄積すると怖いのは、多くの病気の一員となったり、病気を促進させたり、家庭崩壊や自殺の原因にもなっている複合汚染になっているものですから、体を造るものがどんなに大事かを見直す機会とされたらいいなと思いました。言葉も皮膚から入るものも空気から入るものも食べ物として受け止めて、愛ある環境造りと、毎日の安全生活習慣安全には気を遣いたいものです。
新聞広告がインパクト大きかったので、駄目もとで購入。
<br />最近、このような名前で始まる類書が多い。
<br />私は、製薬業界や食品業界の裏の裏まで知っている。利かない薬、食品添加物の乱用、ともかく広告など信じてはいけないし、ほとんどのものを有機食品に切り替えることをお勧めする。
<br />ざっくり言うと、作者は上記のようなことを言っている。
<br />通常の書物だと、データや証拠など論拠付けて世の中の常識をひっぺがえしていくのだが、作者はそのようなことはしない。作者の意見を終始つらつらと述べ続けるだけである。論拠付けると、膨大な量の書物になるのだという。
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<br />それでは、影響を受けなかったかというと、十分受けた。食品、野菜には大量の食品添加物・農薬・化学肥料が含有されており、ファーストフードを含めてそんなもの食べるなという内容なので、それは体感的に理解できる。食品もスーパーで買うのではなく、極力有機野菜の宅配サービスを利用するように心掛けた。1年単位では、効果を実感できないと思うが、10年単位だと体内への毒素のたまり具合で、大きく健康に有意な差異が観察されるようになるのだろう。
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<br />この本をいんちき本と馬鹿にするのは簡単だが、述べられていることは率直でしかも真実を付いていると思う。信ずるものは救われる!?
健康マニアな人なら知っていることも多かったでしょうが
<br />一般人にとっては普段の生活がどれだけ体に悪いことだらけかというのを
<br />思い知らされショックを受けました。
<br />しかし書かれている事の全部を実践するのは所詮無理でも
<br />このうちいくつかを実行するだけでも健康に近づくはずです。
<br />病気ごとに何が原因でどんな対処をすれば治るのか書かれていたのも
<br />大変参考になりました。
<br />私自身は訳のわからない背中の痛みに悩まされていたのですが
<br />背中の痛みの原因が精神的ストレス・心的外傷からきているとは
<br />まさにああそうだったのかと思い当たり、それが分かっただけでも良かったです。
<br />とにかく明日からこれに書かれていることをひとつでも多く実践することが
<br />病気にならないための第一歩です。
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