引き出しの多さとたくましい連想回路がふんだんにちりばめられた文章は読みながら共感の笑いが起こり納得させられてしまいます。
<br />アジアに興味のない方でも普通に読み物として楽しめると思います。
<br />クーロン氏の作品を一冊でも読めば他の作品も買い集めずにはいられなくなることうけあいです。
<br />登場する濃い人々の波乱万丈に大胆に生きてる姿を思うと我々の普段抱えてるコンプレックスや悩みはアホらしくなり自分も何かできるのではないかと勇気が湧いてきます。
<br />単純に楽しめそして背中も押してくれる一冊だと思います。
この手の本は優れた書き手が書けばまず間違いなく面白い。もちろん著者のクーロン黒沢氏もその一人だ。
<br />現地を旅したことがある人が読めばなおさら面白く感じるだろうし、まだ海外に行ったことがない人には是非とも読んで欲しいと思う。
<br />アジアってとこは、沈没してる日本人は個性的だし、現地の奴らなんかなおさらクレイジーだ。とにかく刺激的!!!
<br />もしこういう本を自分が学生時代に読んでいたら人生が変わっていたかもしれないと思う。ただ大いに人生を踏み外す可能性も…
<br />ただ有余る魅力がアジアにはある。
チベット〜ネパールのヒマラヤ超えは、バックパッカー達の憧れの定番ルート。さわやか、かつ、感動的な内容の旅行記になるのもまた定番ですが、そこはクーロン黒沢氏。期待通りの‘逆さわやか’な内容になっておりました。バックパッカー体験をしたことある人ならば、是非とも一読する価値アリの一冊でありましょう。おすすめです。