本書を知ったきっかけは、斎藤美奈子『誤読日記』です。
<br />辛口で知られる氏が、数あるタレント本の中で唯一評価していたので、
<br />気になって読ませていただきました。
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<br />堅実さ・真面目さにびっくりさせられたというのが、率直な感想です。
<br />ロッカー=破天荒という、著者自身疑問に感じている固定観念が、
<br />自分の中でガラガラと崩れ落ちました。
<br />固い友情、ひた向きな努力、挫折の連続、そして訪れる成功…。
<br />71年生まれという著者の描く軌跡は、
<br />若い世代を大いに啓発することでしょう。
<br />恋愛のくだりや反戦アピールなども、
<br />よい意味で青く、読んでいてすがすがしかったです。
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<br />誰もが「TERU」や「YOSHIKI」に出会えるわけでもないでしょうが、
<br />自分に正直に、かつ真面目に生きることが、
<br />実は人生に素晴らしい果実をもたらしてくれるのではないかと思わせてくれる本です。
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「永遠なんて無い」から書き出す本著はとても共感のできる事ばかりが綴られていた。
<br />GLAYのギタリストであり、リーダーであるTAKROは冷静さと男気と優しさと暖かさを持った男だ。
<br />一見温和に見えるが彼の考えの芯には確かなロック魂を感じる。この本を読んだだけで私はGLAYの虜になってしまった。
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GLAYのリーダーであるTAKUROが自らの幼少時代の体験やGLAYというバンドをどのようにここまで作り上げてきたかというのが分かります。
<br />函館時代から東京上京してからデビューするまで、デビューしてからの日々における楽しみや苦悩というのが伝わってきます。
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