業務フローチャート作成の教科書的位置付けです。
<br />業務フロー分析・設計を行う方々が読まれることをお勧めします。
<br />他の方のレビューにもありましたが、日本版SOX法への対応も含めて、今後の必要性は高いと考えます。
<br />ただ、本書では業務フローの『書き方』を重視しており、業務フローの『設計方法』や『業務改善切り口』までは
<br />あまり言及されていない点が若干残念に感じました。
<br />(そのあたりのノウハウは、簡単に汎用化できないのかもしれませが・・・)
<br />要は、マニュアルに頼らず当事者で考える必要があるのでしょう。
ディスクロージャーの信頼性を確保する為に、<br>日本版SOX法の草案が金融庁の企業会計審議会より出されました。<br>極近い将来、施行されることは間違いない状況です。<p>内部統制の基本は文書化です。<br>第三者から見て業務が適正に行われているのかを表現するのに、<br>もっとも適したのは、昔ながらの業務フローを作成すること。<br>不祥事の連続のNHKが、「内部統制」「SOX法」の為に、<br>厚さ10cmになる業務適正フローを作成したというのも、<br>時代を超えて「業務フロー」の重要性が再認識されたのだと思う。<p>もちろん、業務フローは「内部統制」の為にだけあるのではない。<br>作成するなかで、ムリムラムダ、リスクを発見し、<br>業務改善をしていく重要なツールでもある。<p>同書は古い本なのですが、<br>フロー図の作成方法の基礎を丁寧に教えてくれます。<br>業務フローって何?どうやって作成すれば良いの?<br>そんな質問に答えてくれる入門書です。
うーん マニュアルって結構つくるのむずかしいんだよね。読んでないんでわからんけど