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| ピアノ奏法―音楽を表現する喜び
(
井上 直幸
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小さな子供にピアノを真面目に習わせているお母さんに、必ず読んで欲しい1冊です。音楽大学のピアノ科の学生だけが読む本ではなくて、子供レベルが弾くピアノにも大切なことが、いっぱい書いてあります。単なるテクニックだけを書いている、そこいらのマニュアル本では、ありません。でも、ピアノについて正面から向き合って書かれています。そういう先生でしたから。井上先生が早くに逝かれたことが惜しまれます。 様々なピアノ奏法をわかり易く、しかも深く表現している。初級者から上級者まで役立つ内容だ。特にペダルの使い方に関しては発見がある。 この本はサブタイトル「表現する喜び」に満ちた内容を持つ本です。<br>この本に書いてあるように考えてピアノで表現して弾けば<br>楽しくなるだろうな、という内容が満載です。<br>おけいことしてのピアノではなく、表現・芸術としての<br>ピアノ演奏を考えているところが優れている本です。<br>もちろん技術的なことも解説していて、シンプルな図が<p>たくさん載っているので、初心者の方にもわかりやすい<br>のではないかと思います。
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